学習塾に対して不満・ストレスを感じた場面は何かの問いに、1位は「成績が上がらず志望校の基準に届かない」で35.7%、2位は「学習の進捗や得手不得手が分からない」で32.0%、3位は「子どもの塾での様子が分からない」で27.3%だった。
親として中学受験に向き合う中で大変だったことを尋ねた。1位は「金銭的な負担」で61.3%、2位は「プレッシャーを持つ子どもとの向き合い方」で50.3%、3位は「保護者自身の緊張やストレス」で43.7%だった。中学受験は金銭・精神的に、保護者も追いつめていることがうかがえる結果となった。
POPERの大澤一通Excecutive Advisorは、「今回の調査で、保護者からコミュニケーションに関する項目への不満が多く上げられた。中学受験は本人だけではなく、保護者の精神的・経済的な負担も多くなるため、より密なコミュニケーションが求められている結果と考えられる。塾側からの一方的なコミュニケーションだけではなく、保護者が気楽に相談できる仕組みや関係構築が必要だといえる」とコメントした。
今回の調査は、21年度に中学受験をする子どもを持つ保護者を対象に、インターネットで行った。期間は1月17〜20日 、有効回答数は300人。
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