くるみんは、策定した行動計画が終了した後に、その都度申請することができます。すでに認定を取得した企業も、行動計画ごとに新たに申請し、認定を受けることが可能です。また、認定を受けた回数に応じて、マークに付く☆の数が増えるしくみで、その企業がこれまでに何回くるみん認定を受けたかが一目で分かるようになっています(図表1)。
つまり、くるみんは認定の取消し事項に該当しない限り、新たな目標に向かって何度もチャレンジすることができます。
一方、プラチナくるみんに認定されるのは、1企業につき1回のみです。
特例認定を受けた後は一般事業主行動計画の策定・届け出が免除されます。その代わりに毎年少なくとも1回、厚生労働省が運営するWebサイト「両立支援のひろば」において「次世代育成支援対策の実施状況」を公表する必要があります。
この公表を怠った場合や虚偽の報告をした場合は、プラチナくるみん認定の取消し事由に該当します。一度プラチナくるみん認定が取り消されると、新たにくるみん認定を取得しなければ、プラチナくるみんを再取得することはできません。
くるみんもプラチナくるみんも、改正によって認定基準を満たさなくなり、取消し事由に該当するケースも起こり得ます。認定を取得した後も、「子育てサポート企業」としての取組みをアップデートしていく必要があります。
2022年4月1日から、くるみんおよびプラチナくるみんの認定基準が引き上げられます。これには、次のような背景があります。
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