ユニー、山梨のモール型SC「ラザウォーク甲斐双葉」リニューアル 若いファミリー層のニーズに対応「マクドナルド」や「ニトリ」が出店(1/2 ページ)

» 2022年02月10日 14時20分 公開
[サトウナナミITmedia]

 ユニー(愛知県稲沢市)は、モール型ショッピングセンター「ラザウォーク甲斐双葉」(山梨県甲斐市)内の核店舗である、総合スーパー「アピタ双葉店」の大規模な改装を実施し、2月25日にリニューアルオープンすると発表した。モールゾーンと直営ゾーンの相互相客により活性化を図り、「次世代モール型ショッピングセンター」としてエリアに多く住む若いファミリー層のニーズに対応する。

ラザウォーク甲斐双葉 「ラザウォーク甲斐双葉」外観(以下、プレスリリースより)

 同店舗が位置する甲斐市西部は、大型商業施設が点在しながらも公園などが多く、利便性と住環境が両立した山梨県内の市で唯一人口が伸びているエリア。2009年の開業以来初の大規模なリニューアルとして、モールゾーンへ新たなテナントを入れ、直営の売り場面積を約2割増の6900平方メートルに拡大する。

 また、インナーウェア専門量販店「ONE MILE」、玩具・文具・子ども用品の「クラデンキッズ」などの専門量販店が新たに5つ出店する。

ラザウォーク甲斐双葉

山梨県では10年ぶりの新規出店となる「マクドナルド」がオープン

 モールゾーンでは、山梨県で10年ぶりの新規出店となる「マクドナルド」が2階のフードコートに出店。また、別棟1階には家具・インテリアの「ニトリ」が県内4店舗目としてオープンする。さらに、ファッションやライフグッズなどショッピングからグルメ・サービス・エンターテイメントまで、あらゆるニーズに対応した約100のテナントが入る。

 モール・アピタ棟から別棟へと通じる地下連絡通路には、アースカラーを基調とした内装や木目・緑を取り入れたレストスペースを設けた。

ラザウォーク甲斐双葉

子ども関連の需要を見込み売り場を拡大

 直営ゾーンの売り場面積は、玩具を約4倍、文具を約3倍に拡大。同社は、近隣に大型店舗が無いことから子ども関連商品の需要が高いと見込んでいる。

 そこで、新たに子ども衣料・服飾雑貨などを集めた約1900平方メートルの「クラデンキッズ」を2階に出店。キャラクター玩具・知育玩具・テレビゲームのほか、サンリオ・サンエックスショップ、ジグソーパズルやプラモデルなど、山梨県最大級の品ぞろえを提供する。また、「子どもがずっといたくなる、遊べて・楽しいおもちゃ屋さん」をテーマに体験コーナーを設け、エンターテイメント性のある売り場を創出するとしている。

ラザウォーク甲斐双葉 ユニー初の「クラデンキッズ」

 文具売り場では、筆記用具コーナー「双葉文具店」や、学童文具・雑貨など通学用品を集約した「アピタン小学校」を展開する。上履きやレイングッズ、新学期準備用品などを充実させるとともに、人気ブランドのキッズシューズを取りそろえ、子育て世帯に頼りにされる売り場を目指す。ランドセルは、1年を通して展開する。

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