アジア地域では、新規出店を継続して行った。
展開エリアを拡大するため、マカオへ初進出した。コロナ禍の影響があったため、現地メンバーだけで店舗を立ち上げたという。21年9月にオープンしたマカオの新店舗は、「リアルジャパン」をコンセプトに掲げている。日本食の魅力をPOPや店内演出で表現しているのが特徴だ。総菜コーナーでは、オープンキッチンを採用することでライブ感を追求。屋台エリアにおいては、日本の味を再現するようにした。
すでに進出しているタイでは、21年10月に新店舗をオープンした。日本人需要に頼らないローカルエリアに出店しているのが特徴で、同社は「今後の展開ポテンシャルの拡大を図る」としている。同店舗でも集客力アップのために、ライブキッチンでご当地グルメを屋台で提供したり、日本のコスメコーナーを設けたりしている。
このように、現地の顧客に訴求するコンテンツとして“日本の食”を強化した。自社出店に伴うカニバリなどは発生しているが、アジア事業において、既存店の営業利益率は10%以上をキープしているという。
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