中古住宅のオンラインマーケット「カウカモ」を運営するツクルバ(東京都目黒区)は、中古マンションの売却に関する意識調査を実施した。マンションを売却しようとしている人にそのきっかけを聞くと、最も多かったのは「コロナで住環境に求めるものが変化した」(37.9%)だった。
次いで、「ライフイベント(出産、結婚、離婚など)による家族構成の変化」(34.0%)、「転勤など職場環境の変化」(31.5%)という結果に。
売却希望者に、今後のコロナの流行が売却活動に影響を与えると思うか尋ねた。すると、「与えると思う」が53.7%、「少し与えると思う」が25.6%だった。具体的な影響を聞くと、「内見回数は可能な限り少なくしたい」(64.6%)が最も多く、「面談は可能な限りオンラインにしたい」(36.0%)などの回答が上位を占めた。
売却経験者に、マンションの売却活動は大変だったか聞いた。「大変だった」が30.3%、「まあまあ大変だった」が47.5%と、合わせて約8割が大変だったと答えた。大変だった理由は、1位が「本当に買い手がいるか分からなかった」(51.1%)、2位は「知識が無く判断軸がなかった」「やることが多く負担だった」(同35.7%)だった。
売却経験者に、売却活動の中でうれしかったことを聞いた。1位は「良い人に購入してもらえた」(42.5%)、2位は「購入者が家を気に入ってくれた」(38.5%)、3位は「内見の依頼がたくさん来た(家が人気だった)」(33.9%)という結果に。
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