「日本人コーチの下急成長」「米国から帰化、モデル兼業」中国Z世代金メダリストの広告価値が急騰浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/5 ページ)

» 2022年02月17日 07時10分 公開
[浦上早苗ITmedia]

 北京冬季五輪も終盤に入った。冬季競技はどちらかといえば「後進国」の位置にある中国は、育成システムも確立されておらず、外国人コーチや帰化選手の力を借りて、過去最多の金メダルを獲得した。

 その中で誕生した18歳、17歳の「Z世代」メダリストは広告価値が急騰し、企業からの注目も金メダル級となっている。

フリースタイルスキーの谷愛凌選手は、米国育ち。15歳でワールドカップ(W杯)初優勝後、2019年に中国代表に転身すると発表。世界的大企業と広告やアンバサダー契約を結んでいる(出典:安踏体育
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