セゾン自動車火災保険(東京都豊島区)が、「夫婦間・家族間における、お金の管理」に関する調査を実施した。結果、約6割の人が生計を共にする配偶者や家族の収入を「知らない」と答えたことが分かった。
家族の生活費、教育費、住宅費などを、「自分と共に配偶者、同居者も負担している」と答えた人は全体の42.3%だった。しかし、お互いの収入について「すべて知っている」と答えた人は全体の35.2%で、残りの64.8%の人は「一部知らない・分からないことがある」または「お互いひとつも知らない」と回答した。
男女別にみると、お互いの収入を「知らない」と答えた人は、男性の71.1%、女性の58.5%という結果だった。
次に、義父母を含む「親」の経済状況について、「収入や支出の内訳を知らない」人が68.0%、「預貯金の残高を知らない」人は55.9%、「ローン残高や借入金の有無を知らない」人は32.8%という結果となった。
同社はその背景として「別々に暮らしていることで家計の把握が難しかったり、親の資産状況についての質問がしづらかったりなど、さまざまな事情や要因が考えられる」と推測している。
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