キャッシュカードの暗証番号を、配偶者や同居人と共有しているか尋ねた。その結果、56.3%が「お互い知らない、不明・分からない」と回答した。
「インターネットバンキングを利用しているか」という問いには、「お互い利用している」が33.0%、「どちらかが利用している」が31.3%、「お互い利用していない、不明、分からない」が35.7%と、全体の64.3%の人が「利用している」という結果となった。
一方、インターネットバンキングを利用している世帯のうち、「お互いのIDやパスワードを把握していない」人は70.7%と、家族の「キャッシュカードの暗証番号を把握していない」人を上回る結果であることが分かった。
同社は「インターネットバンキングは、通帳やキャッシュカードがない場合が多いため、口座情報の詳細を家族に伝えておかなければ、万が一のときにどの金融機関にどれだけのお金があるのか分からず、口座自体が放置されてしまうケースも考えられる」と指摘している。
調査は、全国の30〜50代の男女1000人を対象に行った。期間は2021年12月で、インターネットにて実施した。
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