経営側と労働側の賃上げ労使交渉が本格化している。今年は、岸田政権が賃上げを政策の重要課題にかかげ、賃上げ税制を導入するなどの新たな動きがでている。
また、長年行われてきた労使間の交渉に代えて、官製春闘が加速化している。
2022年、どの程度の賃上げが行われるのか。賃上げの予想に関する情報を集めてみた。
賃上げ労使交渉は、労働組合団体の経営側への要求に対して、経営側がそれにこたえるための臨時総会を開くことによってスタートする。2月ごろに労働組合が経営側に賃上げ要求書を提出し、労使間の交渉を重ねて経営側が3月ごろに回答をする。これが春に行われることから、春闘とも呼ばれている。
要求の内容は、月例給与のアップだけではなく、賞与(一時金)やその他の労働条件の改善も含まれることが多い。
連合から公表された賃上げの基本方針は下記図1の通りである。
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