2月21日、KDDIは法人向けに「5G SA」の商用提供を開始したと発表した。AbemaTVが運営する「ABEMA」で生配信される映像の一部を、「Xperia 1 III」をベースに5G SAに対応させた端末を通じて中継した。
5G SAで映像中継試験時の様子
「5G SA」の「SA」は「Stand Alone(スタンドアロン)」を意味する。5G SAは、無線通信からコアネットワーク(認証やデータパケットの転送経路の設定、移動制御などの機能を持つ設備)まで、すべての基地局設備が5G専用に開発されたもので提供する。ソフトバンクは2021年10月に、ドコモも同年12月に5G SAサービスの提供を開始している。
一方、現在、一般的に提供されている5Gは、すべてが5G専用設備で提供されているわけではない。現在の5Gは「5G NSA」、Non Stand Alone(ノンスタンドアロン)方式の5Gで、コアネットワークには4Gのものが用いられている。4Gで使用されている設備を流用することから、5Gサービスを早く導入できるというメリットがある。
5G NSAと5G SAのネットワーク構成の違い(ソフトバンクのプレスリリースより)
ただ、5G NSAでは5Gの特長である「超高速・大容量通信」「超遅延通信」「多数の端末接続」を同時に提供することができない。5Gらしい機能を発揮できるのは5G SAからということで、5G SAが「真の5G」と呼ばれているのだ。
モバイル事業でさらに赤字拡大の楽天、収益改善のタイミングはいつか?
携帯電話事業はエリア構築のため先行投資が必要で、事業開始当初、コストがかさんで赤字が続くのは仕方がない。しかし、そろそろ黒字化の見通しも知りたいところだ。三木谷浩史社長や楽天モバイルの山田善久社長は「22年第1四半期を収益のボトムに、22年第2四半期以降は収益の改善を見込む」とした。
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いきなり!ステーキは、にわかに”大復活の兆し”を見せている。これはペッパーフードサービスにおける半年間の株価推移を見れば明らかだ。同社の株価は、5月半ばから上昇に転じ、今では1月の安値から2倍以上となる512円で推移している。
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楽天証券は2022年4月から、保有する投資信託に対するポイント付与の方法を変更する。従来は、残高10万円ごとに3〜10ポイントを毎月還元していたが、4月からは残高が一定の額に達した際にポイントを付与する形に切り替える。
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