中国の外食チェーンは競争の激しさを背景に、コロナ禍にもかかわらず怒涛の規模拡大と資金調達に動いている。
2月22日には、日本にも進出する麻辣湯チェーン最大手の「楊国福麻辣湯」(以下、楊国福)が香港証券取引所にIPOを申請した。
一方で、2020〜21年に店舗を急激に増やした火鍋チェーン最大手の「海底撈火鍋」は、同年通期決算が大幅赤字転落するとの業績予想を発表した。
先が見えないコロナ禍での積極拡大は、ギャンブルともいえそうだ。
麻辣湯チェーン最大手の「楊国福麻辣湯」はIPO申請、一方麻辣湯チェーン最大手の「海底撈火鍋」は21年通期決算が大幅赤字転落との業績予想を発表。日本でも店舗を展開する外食チェーンの「光と影」を紹介する(写真は「海底撈火鍋」、筆者撮影)
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