楊国福は19年に993店舗、20年に1475店舗、21年1〜9月は970店舗を開店し、3年間で店舗を倍に増やした。
20年以降は海外進出も積極化し、現在海外で約20店舗を展開、うち5店舗は日本にある。18年に池袋に1号店を開店後、しばらくは1店舗体制だったが、21年に入り御徒町、高田馬場、新大久保、渋谷にも出店した。
30元(約540円)の麻辣湯一本で勝負する個人経営の飲食店が、マーケティングやIT、人材に大きく投資することなく上場までこぎつけるのは、最近の中国では異色であり、どこまで成長が続くのか注目されている。ただ、やみくもな拡大路線のつけの大きさは前例に事欠かない。
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