ローソンは3月14日から順次、2種類の新作スイーツを発売する。コロナ禍でのスイーツトレンドの変化や卵を使用したスイーツの人気を受け、カスタードに特化した新作の開発に至った。
新商品は「生カスタードシュークリーム」(150円)と「埋もれるショートケーキプリン」(350円)。開発の背景について、同社の商品本部 ベーカリー・デザート部 シニアマーチャンダイザー 東條仁美さんは、「コロナ禍でのスイーツトレンドの変化や卵を使用したスイーツの人気の高まり」について言及した。
洋生菓子を製造・販売するモンテールが2021年に実施した調査によると、コロナ禍で重視するようになった「スイーツを選ぶ基準」において、「おいしいと知っているもの」(46.1%)が多く支持を集めていることが分かった。また、スイーツ市場のトレンドとして、卵に特化したスイーツ専門店が増えていることにも注目しているという。
「弊社は牛乳屋さん発祥のコンビニとして、今まで生クリームにこだわったスイーツを提供してきました。卵スイーツ専門店の人気の高まりを受け、カスタードクリームという新しいチャレンジをしていきたいと思っています」(東條さん)
モンテールが22年に発表した調査によると、スイーツ人気ランキング1位は「シュークリーム」、2位は「プリン」、3位は「エクレア」だった。シュークリームは同ランキングで15年連続1位を獲得している。
また、ローソンの人気商品「大きなツインシュー」も幅広い客層から支持されていることから、新作スイーツの第一弾として「シュークリーム」「プリン」の商品化に至ったという。
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