大王製紙はエリエール史上初となる長巻タイプの「エリエール i:na(イーナ)トイレットティシュー 3.2 倍巻」を4月1日に発売すると発表した。コロナ禍でのまとめ買い需要に伴い、長巻タイプの発売に至った。
同社によると、長巻タイプのトイレットペーパーは伸長傾向にあり、2021年上期には市場全体の33.5%と全体の3分の1を超えるまでに成長しているという。また、コロナ禍での在宅時間の増加に伴い、「以前よりもトイレットペーパーの使用量が増えた」と実感している生活者も多いという。
同商品は、1ロール80メートル×4ロール入りで計320メートル。3〜4人家族の1カ月当たりの平均購入量(約315メートル)を1パックでカバーできる分量だという。また、交換や買いに行く手間を減らすことができ、ストックしておくための収納場所も取らないような設計を意識した。
長巻タイプは一般的に手触りが硬くなりがちだという。やわらかい紙質を保持するために柔軟剤処方を採用し、パルプ繊維の間に隙間を作ることで、ふっくらとした肌触りに仕上げた。加えて、トイレットペーパーの表面の凹凸の加工方法を改良することで、ふんわり感をキープできるようにした。
同社は「独自の技術と製法の改良により、品質と利便性を兼ね備えた付加価値商品として、高まる生活者ニーズに応えていく」としている。
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