あべのハルカス近鉄本店、ファッションフロアを大規模改装 開業以来初自主編集売場「Salon de GATE」オープン

» 2022年03月10日 10時15分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 あべのハルカス近鉄本店(大阪市)は3月16日、開業以来初となるファッションフロアの大規模改装を実施。第1弾としてタワー館4階に、自主編集売場「Salon de GATE(サロンドゲート)」をオープンする。雑貨やフードを含めたラインアップを展開し、アイテムやブランドの枠を超えたライフスタイルの価値を提案。収益力の強化および旗艦店としての魅力向上を図る。

ハルカス タワー館4階「Salon de GATE」イメージ(出所:プレスリリース)

 婦人服売場の中央に設置するサロンドゲートには、約30の新規ブランドを含む、約50ブランドを取りそろえる。「オンもオフも楽しみたいオトナの女性」への総合的なライフスタイル提案をテーマに、国内デザイナーズアパレルやナチュラルコスメ、カバーにこだわったノートなどの文具に生活雑貨、食品などオン・オフに関わらず生活全体を彩るアイテムを提供する。

ハルカス 出店するアパレルブランド一覧(出所:プレスリリース)

 新規ブランドでは、アパレルブランドの「MUVEIL(ミュベール)」や「SACRA(サクラ)」、ジュエリーショップの「MARIHA(マリハ)」などが新たに入るほか、グラノーラ専門店の「Bake&Beans」や、量り売りナッツ専門店の「Going Nuts!」などの出店も予定している。

ハルカス ライフスタイル雑貨やコスメブランドも(出所:プレスリリース)

 また、SNS映えするラテやシェイク、マカロンを提供する「Cafe no.(カフェナンバー)」も出店。全国の百貨店で初めての常設店舗となる。ほかにも、生活雑貨や食品などを出店するイベントスペースも設置する予定だという。

ハルカス 「Cafe no.(カフェナンバー)」ドリンクイメージ(出所:プレスリリース)

 近鉄百貨店は中期経営計画において「百“貨”店から百“価”店へ」を基本方針に掲げ、お客の暮らし方の変化に寄り添った新たな価値の創造に取り組むとしている。あべのハルカス近鉄本店では、今秋以降も婦人服フロアの改装を進めていく予定だ。

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