消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥ(東京都港区)は3月28日、10〜24歳のSimejiユーザーを対象とした「上司にしたい歴史上の人物」の調査結果を発表した。同調査によると、1位は戦国大名の「織田信長」だった。
2位は邪馬台国の女王「卑弥呼」、3位は幕末に活躍した「坂本龍馬」、4位は慶應義塾を設立した「福沢諭吉」、5位は平安時代に歌人として活躍した「紫式部」だった。
織田信長と回答した人からは、「考え方がすてき」「奇抜な考えでみんなを引っ張ってくれそう」「遠い時代まで名を残せるのはすごい」といったコメントが寄せられた。同社は「圧倒的なカリスマ性がZ世代の心を奪ったようだ」とコメントした。
卑弥呼については、「統率力がありそう」「どうしたら、成功するか占ってもらう」「すごい力を持ってるから」「まとめるのが上手そう」という声が聞かれた。
坂本龍馬を支持する理由としては、「交渉が上手だと思うので、仕事に役立つことを教えてもらえそう」「度胸があって、尊敬する」といった意見があった。交渉術を学びたいという気持ちが強いようだ。
福沢諭吉は、「1万円の人だから」という声がとても多かったという。その他の意見としては、「もともと教育者であったことから、何かと教わることが多そう」「人としていいこと、ためになることを教えてくれそう」などが挙げられた。
紫式部については、「百人一首にも選ばれているとても優れた女性であり、歌人で、ずば抜けている頭脳に尊敬」といったように、頭脳明晰なイメージが支持される要因のようだ。
今回の調査は、Simejiユーザー10〜24歳の男女1245人を対象に、3月4〜15日にSimejiアプリ上にて実施した。
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