JR東日本傘下の日本ホテルは4月5日、東日本旅客鉄道監修・音楽館制作のJR東日本在来線トレインシミュレータを導入した。「JR東日本トレインシミュレータルーム」の宿泊プランを販売している。
対象ホテルはメトロポリタンホテルズの4ホテル(池袋、丸の内、川崎、さいたま新都心)で、プラン期間は4月5日〜9月30日。料金や内容はホテルごとに異なり、ホテルメトロポリタン さいたま新都心の場合1室1人利用の朝食付きで2万7000円から。
室内に設置されるトレインシミュレータは、JR東日本で実際に使用している装置や運転台を忠実に再現した「マスコンユニット」を採用。運転士が訓練で使用している実写映像で、運転体験を楽しめるようにした。
走行はJR京浜東北線の大宮〜大船間とJR八高線の高崎〜高麗川間から選択でき、2路線それぞれの保安装置の動作も再現しているという。
車両や線路から発せられる音声は、実際の車両から収録したものを使用。映像と運転操作に合わせて再生される。計器パネルには速度計などが実際の車両と同じように表示され、運転操作や速度などに応じて忠実に動作する。音声や計器パネルの表示は、体験する車両の形式が変わるとその車両のものに切り替わる仕組みとなっている。
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