「賃上げを実施予定」と答えた企業に、その理由を尋ねたところ「社員のモチベーション向上」(85.4%)や「人材の確保・採用」(68.6%)が目立った。このほか「世間相場(同業他社・同一地域内他社」(25.3%)、「物価上昇への対応」(24.9%)、「自社の業績が好調・改善」(18.8%)と続いた。
一方、「賃上げを見送る予定」と答えた企業(8.5%)にも、その理由を聞いたところ「自社の業績低迷、手元資金の不足」(60.6%)がトップ。次いで「人件費増や原材料価格上昇等の負担増」(56.2%)、「景気の先行き見通しが不透明であるため」(47.8%)、「賃上げより雇用維持を優先するため」(43.4%)と答えた企業が多かった。
訪問による調査で、全国の中小企業3222社が回答した。調査期間は2月7〜28日。
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都内の中小企業で働く人、年収はいくら?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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