クロス・マーケティング(東京都新宿区)は、脱プラスチックに関する調査を実施した。「脱プラスチックを進めていきたい」と答えた人は全体の45.7%だった。
年代別に見ると、脱プラスチックの推進意識は年代が上がるにつれ高まる傾向にある。最も推進意識が低い20代では「進めていきたい」派(37.3%)と「進めない」派(31.4%)が拮抗している。
今月1日から施行されたプラスチック資源循環法について、「内容を知っている」と答えた人は25.3%であり、「聞いたことがある程度」(37.1%)も含めると認知率は62.5%にのぼる。
プラスチックを減らすために工夫をしていることは、「エコバッグを使うこと」が最多の61.5%となった。次いで、「レジ袋を買わない(もらわない)ようにする」(50.1%)、「レジ袋を再利用する」(46.0%)と、レジ袋に関する項目が上位に来る。
男女別でみると、女性の方が全ての項目で男性を上回り、「エコバッグを使うようにする」では女性の平均(74.7%)が全体の平均よりも13.2ポイント高い。
紙製・木製でもいいと思うものは「飲料カップ」(46.3%)、「お弁当の容器」(42・7%)、「お店でもらうカトラリー」(42.4%)が上位を占めた。
一方で、できればプラスチック製がいいものは「歯ブラシ」(34.3%)、「ストロー」(21.4%)、「肉や魚の包装材」(19.2%)が挙がった。プラスチック製がいいという回答が、紙製・木製でもいいを上回っているのは「歯ブラシ」のみとなった。
調査は全国の20〜69歳の男女1100人を対象にインターネットで実施した。調査期間は4月1〜3日。
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