一方で、旅行の予定が「ない」あるいは「まだ決めていない」と答えた人に、世の中がどうなれば旅行してみようと思うかを尋ねた。最も多かったのは「新規感染者数が大幅に減ったら」で43.3%、次いで「まん延防止等重点措置が解除されたら(調査時)」が31.3%だった。
現在、まん延防止等重点措置は解除されているため、カクヤスは「まだ決めていないと回答していた人の中には旅行を計画する人が出てきた可能性がある」と分析する。
「感染状況を気にしているわけではないが、Go Toトラベルに期待して様子を見ている」という声もあった。同社は、「新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた旅行業界や飲食業界を応援しつつ、お得に旅行が楽しめる国の施策を心待ちにしている人もいるようだ」とコメントした。
旅行をキャンセルせざるを得ない状況になったらキャンセル料についてどう思うかを聞いたところ、最も多かったのは「新型コロナウイルスによるキャンセルについては配慮してほしい」で45.9%に上った。次いで、「キャンセル料を払うのは避けたいので、あらかじめキャンセル料の発生しないプランを選ぶ」で29.8%という結果に。「どんな理由であれ、支払うのは当然だと思う」は17.8%にとどまった。
自由回答には「理由によらず支払うべきだと思うが、それが旅行する意欲を削いでいる面もある」という意見もあった。
今回の調査は、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に、インターネットで実施した。期間は3月14〜17日、有効回答数は242人。
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