子どもが「よく行った」運動・スポーツ種目、「水泳」が5位に低下 背景は?笹川スポーツ財団調べ(1/2 ページ)

» 2022年04月10日 06時00分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 笹川スポーツ財団(東京都港区)は、4〜21歳の子どもや青少年を対象にしたスポーツライフに関する調査報告書を発表した。

 4〜11歳の「子ども」が過去1年間によく行った運動・スポーツ種目を聞いたところ、前回2位だった「水泳(スイミング)」が今回は5位に順位を落としたことが分かった。

笹川スポーツ財団は、「4〜21歳のスポーツライフに関する調査」を実施した(画像はイメージ)
4-11歳の過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目の年次推移

 「水泳(スイミング)」は今回27.3%と、前回調査と比べ6.8ポイント減少した。笹川スポーツ財団は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プールを使えない時期があったことや、人との身体接触が少ない種目の実施が増加したと考えられる」とコメントした。

 4〜11歳の「子ども」が過去1年間によく行った運動・スポーツ種目の実施率は、1位が「おにごっこ」で57.3%(前回調査比4.7ポイント増)、2位は「自転車あそび」で30.3%(同2.7ポイント増)、3位は「なわとび」で30.2%(同5.8ポイント増)と、運動あそび種目がランクインした。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.