プログラムに落とし込むものは、ブレイクタイムにお茶を楽しむときに使えるものに絞った。ストレーナーを使うことからレギュラーコーヒーの抽出にもトライしたが、ドリップして淹れたほうがおいしかったことから断念した。
レコルトのWebサイトにはミルクティーメーカーを使ったレシピが紹介されているが、チャイや抹茶ラテ、ほうじ茶ミルクティー、ダルゴナコーヒーなどアジア各地で親しまれているものが比較的目立つ。猿渡氏は「調べていくとアジアンティーやアジアンコーヒーの進化が面白かったので、アジアで親しまれているティーやコーヒーをつくれるようにしました」と話す。
また、5つのモードとそのモードを選択することでつくれる主要メニューを紹介した「エンジョイシート」というリーフレットを商品に同梱。各モードの基本的な使い方などが簡単に紹介されているので、公式レシピ以外のものをつくる際の参考にすることができる。
肝心のミルクティーは英国のロイヤルミルクティーではなく、台湾で親しまれている味わいを再現。最初は茶葉をミルクや水と一緒に本体に入れてトライしてみたが、茶葉を濾(こ)しきれないことから現在のようにストレーナーに茶葉を入れてセットするようにした。「ミルクティーのつくり方にもいろいろありますが、コンパクトなミルクティーメーカーに合った方法を探し出すのに時間がかかりました」と猿渡氏は振り返る。
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