HIS、沖縄・宮古島に新ホテル 名古屋と鹿児島には「変なホテル」を展開

» 2022年04月22日 09時00分 公開
[サトウナナミITmedia]

 H.I.S.ホテルホールディングス(東京都港区)が、2022年の新規ホテル展開について発表した。15年にハウステンボス(長崎県佐世保市)に「変なホテル ハウステンボス」を開業して以来、世界6カ国7都市で42ホテルを展開している同社。今年は新たに、沖縄県宮古島市、名古屋市、鹿児島市に3施設の開業を予定している。

沖縄 新たに3施設を開業(出所:ニュースリリース)

 沖縄県宮古島市には8月、「ウォーターマークホテル&リゾーツ沖縄 宮古島」を開業する。みやこ下地島空港より車で約8分、「日本の渚100選」に選ばれた佐和田の浜に位置する。

 4階建て3棟・全50室の客室は全室オーシャンビューとなる予定。バルコニー付きの37平方メートルの客室がメインで、プライベートガーデンにジャグジーを設置したミニキッチン付きの73平方メートルの客室も用意する。また、メイン棟の屋上にはインフィニティプールも設置する計画だ。

変なホテル 「ウォーターマークホテル&リゾーツ沖縄 宮古島」客室イメージ

 12月には「変なホテルエクスプレス名古屋 伏見駅前」(名古屋市)を開業する。従来の「変なホテル」は、ロボットやホログラムなどの映像技術によるエンターテインメント性のあるフロントが主だったが、同ホテルにはロボットや映像技術は導入しないという。

 その代わり、QRコードをかざすだけでルームキーが発行され、最短30秒でチェックインが完了する新システムを採用する。ホテル名称にも「エクスプレス」と付け、差別化を図る狙い。地上14階建てで、客室は110室を予定する。

変なホテル 「変なホテルエクスプレス名古屋 伏見駅前」客室イメージ

 また同月には「変なホテル鹿児島 天文館」(鹿児島市)も開業予定だ。地上14階建てで、客室は110室を用意する。フロントにはホログラムチェックインを導入し、投影されたキャラクターがチェックインを行う。

 「変なホテル」では初めて最上階に大浴場を設置する。客室には衣類クリーニングマシン「LGスタイラー」を完備するという。

新たに3施設を開業 「変なホテル鹿児島 天文館」フロントイメージ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.