4月1日時点で内定を得ている学生は全体の46.5%で、3月1日調査時の28.6%から1カ月間で17.9ポイント増加し、4割を超えた。前年同期(38.2%)に比べ8.3ポイント高く、かなり早いペースで進行したようだ。文理男女のいずれも前年同期実績を上回るが、理系は男女とも5割を超え進行の早さが顕著だった。内定を得た企業の71.3%がインターンシップに参加した企業で、 前年の70.4%よりわずかに増加し、インターンシップで接点を持った学生を囲い込もうとする動きがあるようだ。
内定取得学生のうち、就職先を決めて就職活動を終了したのは33.7%だった。前年同期の25.9%より多かったものの、内定取得後も61.6%は就職活動を続けていると回答。一方で理系男子は、内定取得者の過半数が就活を終了するなど、文理での差が目立つ結果となった。
今回の調査は、23年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、インターネットで実施した。期間は4月1〜5日、有効回答数は1265人(文系男子439人、文系女子369人、理系男子326人、理系女子131人)。
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