社会人の約半数が学びを実践、最も多い学習テーマは？：コスト面がネック（1/3 ページ）

[熊谷ショウコ，ITmedia]

　転職支援サービスのエン・ジャパンは、同社サイトのユーザーを対象に「社会人の学び」について調査を実施した。その結果、約半数が「学び」を実践している／実施したことがあると回答。「経営・ビジネスに必要な知識や能力」を学ぶ人が多いことが分かった。

年代別、自主的な学びをする人の割合（出典：プレスリリース、以下同）

　学びを実践中／実践の経験がある人を年代別で見ると、50代以上が60％（現在、学びを実践している：31％、過去に学びを実践していたことがある：29％）、年収別では年収800万以上が68％（年収800万〜1000万円：同41％、27％／年収1001万円以上：同49％、19％）と平均よりも高い結果となっている。

年代別、自主的な学びをする人の割合

年収1001万円以上の人は「経営・ビジネスに必要な知識や能力」を学ぶ人が多い傾向に

　実践中の学習テーマで最も多いのは「経営・ビジネスに必要な知識や能力」（29％）。次いで「専門的な資格の取得」（28％）、「英語などの語学力」（25％）だった。

年代別、実践中の学習テーマ

年収別、実践中の学習テーマ

　年代別では、20代以下が「専門的な資格の取得」（33％）、30代が「英語などの語学力」（30％）、「英語などの語学力」（30％）、40〜50代が「経営・ビジネスに必要な知識や能力」（31％）。年収別では、年収1001万円以上は「経営・ビジネスに必要な知識や能力」（55％）が最多で、全体よりも26ポイント高い結果となった。