このメッセージカードの取り組みを行っているのは、JR西日本中国交通サービス(広島市)。JR西のグループ会社で、岡山、広島、山口、福岡の4県で、駅構内の案内業務や忘れ物対応などにあたる。
同社岡山支店長の西正明さん(63)によると、メッセージカードの取り組みは今年2月中旬から始めた。JR富山駅が同様の取り組みを行っていたことがネットニュースで話題になり、「岡山支店でもぜひやりたい」と社員から声が挙がったという。
西さんは「忘れ物にはハンカチ1枚とってもお客さまの思いが詰まっている。メッセージカードを通して、忘れ物が見つかったことへの安心と喜びを、社員も共有していることを伝えたかった」と話す。
岡山支店では福山駅も管轄しており、福山駅バージョンのメッセージカードも作成している。
西さんはSNSの反響に対し「共感してもらえたのは大変うれしい。引き続き、安心安全を届ける取り組みを続けていきたい」とコメントした。
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