動画サービスの王者はYouTube 認知度・利用率で次に続くのは?NTTドコモモバイル社会研究所が分析

» 2022年05月24日 20時45分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモのモバイル社会研究所は、動画サービス利用とYouTube利用動向について調査を実施した。YouTubeは認知率96.2%、利用率65.2%と無料動画サービスの中で最も高く、どの世代にも浸透していることが分かった。

 YouTube YouTubeは認知率96.2%、利用率65.2%と断トツ

 認知率では、ニコニコ動画(79.0%)、TVer(72.0%)、GYAO!(70.4%)が上位を占めた。利用率を見ると、YouTubeの他TVerが16.4%となったものの、他の無料動画サービスは10%程度の利用率にとどまった。認知はされているが、それほど利用されていない状況だ。

 YouTube 無料動画サービスの認知率・利用率(モバイル社会研究所調べ)

 YouTubeの認知率、利用率を世代別で見ると、どの世代でも9割の認知率があり、若年層ほど認知が高くなった。また利用率は10〜30代は男女ともに約7〜8割が視聴。シニアでも男性60〜70代で5割以上、女性60〜70代で約5割がYouTubeを視聴していることが分かった。

 YouTube 世代別YouTube認知率・利用率(モバイル社会研究所調べ)

 自分で撮影した動画をYouTubeに投稿しているYouTuberの比率を世代別に見ると、男性10代が最多の16.8%、次いで男性20代(8.8%)、男性30代(6.6%)と続く。女性はどの年代でも5%以下だった。

 YouTube 世代別YouTube投稿率(モバイル社会研究所調べ)

 調査は1月に、インターネットにて15〜79歳男女7050人を対象に実施した。

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