消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
MMD研究所は、「洋服月額レンタルサービスに関する調査」を実施した。洋服月額レンタルサービスを知っていると答えた人は52.9%だったが、利用したことがある人は2.5%にとどまった。
利用状況を年代別に見ると、女性10代(5.9%)と男性20代(5.8%)が多いことが分かった。また、利用経験者の69.0%が、家族や友人に勧めたいと答えた。
知っている洋服月額レンタルサービスを尋ねたところ、56.3%が「メチャカリ」と答え過半数を占めた。次いで、「airCloset」(20.9%)、「SELECT」(15.8%)と続く。
また、利用したことがある洋服月額レンタルサービスは、男女ともに「メチャカリ」が最多(男性33.9%、女性22.9%)。以下、男性は「SELECT」(19.4%)、「ビズ服」(15.8%)、女性は「airCloset」(20.2%)、「Brista」(14.7%)となった。
利用経験者に洋服購入・レンタル・廃棄時のSDGsへの意識を聞いたところ、61.3%がレンタル時に意識したと答えた。その他、購入時には59.8%、廃棄時には58.7%と、約6割の人が何らかの場面でSDGsを意識していることが分かった。
調査は、インターネットにてスマートフォンを所有する18〜69歳の男女1万833人に予備調査を実施し、洋服月額レンタルサービス利用経験者264人を対象に本調査を実施した。調査期間は4月14〜25日。
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