「動画を作る会社をやめます」 スマホ動画会社が目を付けた“TikTok”新事業クリエイター収益の最大化

» 2022年05月31日 12時33分 公開
[季原ゆうITmedia]

 コンテンツの企画制作事業などを手掛け、明石ガクト氏が代表を務めるワンメディア(東京都目黒区)は5月30日、TikTokを中心としたクリエイター支援事業「(C_C)」(シーシー)を開始した。プレスリリースでは「ワンメディアは、動画を作る会社をやめます」とし、クリエイティブを作る会社から、クリエイターを増やす会社に変わると狙いを説明している。

クリエイター支援事業「(C_C)」を開始する(出所:プレスリリース)

 同事業では、TikTokなどのSNSを活用し、表現活動をするクリエイターのプロデュースや、クリエイターに向けての広告案件獲得、クリエイターのマネジメント活動を中心に展開する。

4つの事業を連動する(出所:プレスリリース)

 同社は、これまでの動画制作や、配信ビジネスを通じてクリエイターの場を広げてきた経験とノウハウを生かし、「プロデュース」「制作」「分析」「サポート」の4つの事業を連動させることで、クリエイター収益の最大化を図っていく。

JR渋谷駅ハチコーボードに広告を掲出(出所:プレスリリース)

 同事業を通じ、個人クリエイターを支援。クリエイターが自由に創造でき、経済的にも活動しやすい社会環境を目指す。年内には、5万人以上のクリエイターのサポートと、年間売り上げ10億円以上を目標に、事業を推進していくとしている。

JR渋谷駅のハチコーボードで展開している大型広告には、NGT48本間日陽さんを起用(出所:プレスリリース)

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