小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)は、小田急の電車をテーマにしたコンセプトルームの宿泊プラン「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」の販売期間を延長すると発表した。期間は8月31日まで。ホテルの1室で電車を楽しめる企画として訴求する。
2月より販売を開始した「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」は3室を用意している。小田急線の本格運転シミュレーター「小田急かんたんシミュレーター」を設置した「パノラミックキングルーム(1室)」は、延べ172人が利用した。難易度の異なる3つの運転モードと、運転区間・時間帯別の全5コースから選べる運転士体験は、「楽しめた」「子どもがとても喜んだ」「また運転しに来たい」との声があるなど好評だという。
また、トレインビューを楽しめる「シーニックキングルーム(2室)」では、2021年3月に引退した小田急線の通勤車両8000形の車内シートや鉄道備品を設置している。利用者からは、「子どもが一日中シートに座って新宿駅を発着するJR線をずっと眺めていて楽しんでいた」などの声とともに、継続販売の要望が多く期間延長に至った。
料金は「パノラミックキングルーム」が、1室2人で3万5000円から、「シーニックキングルーム」が同2万7430円から。予約特典として子ども用に駅長制服、大人用に駅係員の制服を用意しており、ホテルロビーにて写真撮影もできるようにしている。
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