広告企画、開発、運営事業を手掛ける東京都のワナ・テクノロジーズは、専用のバックに広告が流れるiPadを入れて歩く広告バイト「Stchar!(ストチャー!)」を、6月4日にリリースする。ユニークな広告ビジネスモデルをリリースすることによって話題性を喚起し、ユーザーへの賃金として還元するのが狙い。
「Stchar!(ストチャー!)」は、専用のバッグに広告動画を再生したiPadを入れて歩くだけで稼げる「新しいギグワーク」としてリリースする。稼げるエリア内であれば自由に行動でき、各々の好きなタイミングで活動を可能とした。
1時間歩くと最大で1200円の報酬となり、稼いだ分は「Kyash」に出金できるという。出金された残高はVISAやQUICPayの利用店舗で使ったり、ATMなどで現金として引き出したりすることもできるようにした。
現在、渋谷のハチ公像を中心に半径500メートルのエリアのみで展開していて、順次拡大する予定だ。
同社CTOの牧野賢士さんは「現時点では国税調査のデータを基にした人口密度によって、どれだけ見られたかを算出しています。ただ今後は、より精度を上げていくために、iPadのインカメラを使って、どれだけ見られたかを計測する仕組みにしていきたい」と話す。
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