「Yakult(ヤクルト)1000」(以下、ヤクルト1000)の人気が止まらない。ヤクルトは、ヤクルトレディによる宅配のインターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」の新規申し込み受付を一時中止した。
公式サイトによると「『「Yakult(ヤクルト)1000』を中心に、短期間で大幅なご注文をいただいたため、『ヤクルト届けてネット』での新規お申し込みの受け付けを一時休止させていただきます」という
ヤクルトレディによる宅配「ヤクルト届けてネット」経由の購買層は、30〜50代の男女が中心だ。宅配のヤクルト1000の販売実績は、21年4月〜22年3月では1日当たり114万本。22年4月時点の1日当たり販売数量は、前年比105.1%に伸長しているという。
店舗用に販売している「Y1000」は、21年10月に販売して以降、売り切れが相次いでいたが、「宅配用のヤクルト1000は安定供給できる体制が整っている」と説明してきた。しかし現在は、宅配用も「生産数量より注文数量が多く、品薄となっている」(同社広報担当者)という。
店頭用のY1000に関して、7月をめどに増産を計画している。宅配用のヤクルト1000も「安定供給に向けて、検討を進めていく」としている。
「ヤクルト届けてネット」での注文受付再開は未定という。再開時期が決まり次第、Webサイトで告知するとしている。
ヤクルト1000は、同社製品で最高密度となる1mlあたり10億個の「乳酸菌 シロタ株」が含まれる機能性表示食品だ。社会課題として認識されている「ストレス緩和」「睡眠の質向上」に対するニーズが高いと考え、開発した。SNS上では「目覚めがいい」「ぐっすり眠れる」などの口コミが投稿され、注目を集めている。
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