ということで任天堂では、減収減益となっていました。その要因はハードの売り上げの減少で、ソフトに関しては好調が続いています。巣ごもりでハードが普及したことで、その後のソフト売り上げに好影響を与えますから、今後もその点からはソフト売り上げは期待できそうです。
また、海外売上が多い任天堂では外貨の資産も多額で、円安が進む中で円ベースで見た際の利益には好影響が期待できます。
今後、デジタル売上比率をどう上げていくか、新ハードの投入をどうするかというところは課題になっていきそうです。
決算は現場にある1次情報とメディアで出てくる2次情報の中間1.5次情報です。周りと違った現場により近い情報が得られる経済ニュースでもあります。上場企業に詳しくなりながら、決算書も読めるようになっていく連載です。
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