消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アンケートサイト「ボイスノート」を運営するNEXERは、「市販の牛乳人気ランキング」調査を実施した。その結果、1位は「明治おいしい牛乳(明治)」(249票)だった。2位には「森永のおいしい牛乳(森永乳業)」(57票)、3位には「おいしい雪印メグミルク牛乳(雪印メグミルク)」(50票)がそれぞれランクインした。
1位の「明治おいしい牛乳」は、明治が製造・販売している牛乳。新鮮な生乳のおいしさを実現するため、「ナチュラルテイスト製法」で製造。生乳を工場に受け入れた直後と、酸化が特に進む加熱殺菌前に酸素を追い出すことで風味変化を抑えている。
商品ラインアップのうち、900ml・450ml商品には、空気と触れにくく、遮光性に優れている「新鮮こだわりパック」を採用しており、新鮮な生乳のおいしさと香りを長持ちさせることができるようにしているという。
「明治おいしい牛乳」を選んだ回答者からは、「名前の通りおいしい」「キャップが便利」という意見が多く挙がった。また、「一度飲むと他の牛乳では満足できない」という意見もあった。
「森永のおいしい牛乳」は、森永乳業が製造・販売している牛乳。酪農家600人の声をもとに、コクとキレのバランスを重視して「FTP製法」で作っている。「FTP製法」とは、生乳をやさしく蒸気でつつみ込み、瞬間的に加熱・冷却することで、加熱による独特の臭いを抑え、すっきりとしたキレを実現している。
選んだ回答者からは、「コクがありおいしい」「昔から飲み慣れている」という意見が多く挙がった。
「おいしい雪印メグミルク牛乳」は、雪印メグミルクが製造・発売している牛乳。「低温脱気製法」と呼ばれる製法で作られ、生乳自体を10度以下の低温に保ったまま、搾乳行程以降に溶け込んだ酸素を瞬間的に除去し、その後殺菌することにより、熱の影響を抑えて生乳本来の味わいを実現している。
選んだアンケート回答者からは、「味が濃くておいしい」「コクがあっておいしい」「パッケージが好みでその上味も良い」などと人気を集めた。
ランキングの4位以降には、4位「特選よつ葉牛乳(よつ葉)」(29票)、同率5位に「酪農牛乳(タカナシ)」「白バラ牛乳(大山乳業)」(ともに21票)、7位「特選よつ葉4.0牛乳(よつ葉)」(20票)、8位「農協牛乳(協同乳業)」(16票)、同率9位「低温殺菌牛乳(タカナシ)」「小岩井 牛乳(小岩井)」(ともに13票)がそれぞれランクインした。
調査は、ボイスノート会員600人(30代以下・40代・50代・60代・70代以上各120人)を対象に、2022年5月25日〜2022年5月27日に実施した。
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