日本自動車販売協会連合会は、2022年上半期の乗用車ブランド通称名ランキングを発表した。1位は「ヤリス」(トヨタ)で台数は8万1580台だった。以下、2位「カローラ」(トヨタ)で7万988台、3位「ルーミー」(トヨタ)で6万5525台で続く。
1位のヤリスはBセグメントのコンパクトカー。1999年に発売し、初代〜3代目までは「ヴィッツ」として販売していた。2020年に4代目としてモデルチェンジする際に、海外仕様車と同一の「ヤリス」という車名で国内も統一。21年には「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
2位のカローラは、66年に初代モデルが登場。2021年に55周年を迎え、グローバル累計販売5000万台を突破するなど、長年にわたりトヨタを支える車種だ。また、時代の変化に合わせワゴンやSUVなどへ進化し、さまざまなライフステージや客層に対応している。
3位にランクインしたルーミーは、16年に発売。広々とした空間“Living”と余裕の走り“Driving”を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトのトール2BOXだ。
4位は「ノート」(日産)で5万6948台、5位は「ライズ」(トヨタ)で4万5380台、6位は「フリード」(ホンダ)で4万3827台、7位は「アルファード」(トヨタ)で3万4799台、8位は「アクア」(トヨタ)で3万4143台、9位は「フィット」(ホンダ)で2万9617台、10位は「セレナ」(日産)で2万7894台だった。上位10台のうち、トヨタが6台、日産とホンダが各2台となった。
ブランド通称名は、国産メーカーの同一車名を合算したものであり海外生産車を含む。台数は車名別の合算値となり、一部教習車などを含む。
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