22年下半期に流行するアニメ 3位「僕のヒーローアカデミア」、2位「呪術廻戦」、1位は?LINE流行調査(1/2 ページ)

» 2022年07月24日 08時45分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 無料通信アプリを手掛けるLINE(東京都新宿区)は「22年上期における若年層の流行に関する調査」を実施した。22年上半期は3月と6月の2回実施し、TOP10が大きく入れ替わる結果になった。6月の最新調査ではアニメ「SPY×FAMILY」(12.1%)の流行が急上昇し、1位になった。

LINEリサーチは、15〜24歳の全国の男女を対象に実施した「22年上期における若年層の流行に関する調査」の調査結果を発表(画像はイメージ)

 同調査は、四半期ごとに全国の15〜24歳の男女を対象に、最近の流行について自由記述形式で回答してもらう。今回もLINEユーザー約4700人から回答を得た。

 首位の「SPY×FAMILY」に続き、2位はSNSの「TikTok」(5.1%)、3位はゲームの「Apex Legends」(4.1%)、4位もゲームの「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク」(3.0%)、5位は男性アイドルグループの「なにわ男子」(2.0%)という結果になった。

 SNS関連は強く、「TikTok」が3月調査の3位に続き、今回も2位と上位にランクイン。8位「YouTube」、9位「Instagram」とSNSが10位以内に3つランクインした。

「22年上期における若年層の流行に関する調査」3月期・6月期調査結果(出所:プレスリリース、以下同)

 ゲームタイトルでは前回5位の「Apex Legends」が今回3位と順位を上げた。「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」は前回の11位から4位に上昇した。

 3月調査で最も関心が高かった「ロシアのウクライナ侵攻」の割合は大幅に減少したものの、依然として50位以内に入る結果となった。

6月期の総合11位以降のランキング

 6月期の総合11位以降のランキングでは、お笑いタレントの「なかやまきんに君」が11位にランクインし、前回51位から大幅に上昇した。12位には映画「五等分の花嫁」、20位には「スターバックスコーヒー(メロンフラペチーノ、スタバなどの回答を含む)」、24位には「日本プロ野球」がランクインした。

22年6月流行調査 総合11〜30位

 アニメ「ONE PIECE」は前回133位から26位、さらに28位には「壱百満天原サロメ(にじさんじVTuber)」が急上昇する結果となった。

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