ノジマは、物価上昇に伴う生活費支援として、6月度給与(7月支給分)から毎月1万円を支給する。対象者は正社員と契約社員の約3000人。終了時期は未定としている。
総務省が発表した5月の消費者物価指数は、9カ月連続の上昇となった。同社は「このような状況下でも従業員が安心して仕事に向き合い、お客さまに満足していただけるパフォーマンスを発揮できる環境を整えるため」今回の手当支給に至ったという。
ノジマはこれまでも、従業員が安心して働ける環境を作るため、多様な福利厚生に取り組んできた。
例えば夫婦手当として、入社後にノジマの従業員同士で結婚した夫婦には、夫婦両方がノジマに勤めている間、それぞれに月額5000円を毎月支給している。また、ひとり親家庭である従業員には、ひとり親手当として月額5000円を支給してきた。
その他にも学業支援制度として、従業員の子どもに対する進学費用支援にも取り組んでいる。具体的にはノジマに勤務している従業員の子どもが高校、専門学校、短期大学または大学に入学した際に学業支援金を支給。大学入学時には最大100万円を、ひとり親世帯には最大150万円を支給している。その他にも不妊治療補助金制度など従業員満足度を向上させる仕組みづくりをしてきた。
ノジマは、「今後も自社従業員のワークライフバランスの向上に努めるとともに、従業員が働きがいのある会社ナンバー1を目指す」と話している。
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