キャリア調査機関の「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)は、社会人3年未満の男女を対象に、「就活と嘘の実態について」の調査を行った。面接やエントリーシートで学生時代での経験を話す・書く際に嘘をついたことはあるか聞いたところ、嘘を付いたと答えた人は38.7%だった。
嘘の種類や内容を尋ねたところ、最も多かったのは「第一志望の企業ではないのに第一志望だと答えた」(48.6%)、次いで「ガクチカ(学生時代力を入れたこと)の内容を盛って話した」(27.0%)、「全く経験したことのないことを自己PRで伝えた」(10.8%)だった。嘘だとしても「第一志望」と答えなければならないと考えている人が多いこと、選考通過のために自分が過去に経験がないことも話しているケースがあることが分かった。
面接官は嘘の内容に興味を示したか聞いたところ、66.2%が面接官が嘘の内容に興味を示したと感じた経験があることが分かった。
嘘の内容で選考を受け、内定をもらったことはあるか聞いたところ、83.8%が「嘘をついて内定をもらったことがある」と回答した。
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