市では、その他、市内の一部の公園を対象に、遊具の表面温度の上昇を抑える「熱交換塗料」を塗り、幼児や児童が火傷するのを防ぐ取り組みや、市独自に作成したクイズ「暑さ対策マスター検定」への回答を通じて、熱中症対策や熊谷市の暑さ対策事業などの浸透を図っている。
市の暑さ対策事業は、市の公式Webサイトなどで公開している。
18年7月には、国内観測史上最高温度となる41.1度を記録した熊谷市。そんな「日本一暑い街」の取り組みはやはりユニークだった。気温だけでなく、暑さ対策でも日本一になれるか。
企業の暑さ対策に関する取り組みを巡っては、ソニーの「着るエアコン」(「REON POCKET 3」)の売れ行きが好調なほか、スリーアール(福岡市)が繰り返し使えるネッククーラー「ひえリング」の予約販売を開始している。
生活雑貨専門店「LOFT」(ロフト)でも暑さ対策グッズの売れ行きが好調な一方、競合の「東急ハンズ」でも商品が売り切れになる事態が続出しているように、品薄になる商品も一部で出てきている。最近ではサーモスとタイガーが販売する「炭酸対応ボトル」の売れ行きも好調だ。
電気料金の高騰で節電需要も高まる中、官民を挙げた暑さ対策に注目が集まりそうだ。
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