インタビュー
» 2022年08月06日 05時00分 公開

2年半ぶりに復活した「そうだ 京都、行こう。」 JR東海が仕掛ける“ウィズコロナの観光戦略”影、水、風(1/5 ページ)

30年近く続くJR東海「そうだ 京都、行こう。」のテレビCMが、2年以上にわたり放映中止となっていた。

[河嶌太郎,ITmedia]

 JR東海が1993年から仕掛けている観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」。

 担当者の1人であるJR東海営業本部の福井更彩さんは「私が生まれたとき、既に『そうだ 京都、行こう。』は存在していました」と笑う。29年目を迎える観光キャンペーンなのだ。

 これほど息の長い観光キャンペーンも珍しい。もともとは1994年の平安遷都1200年記念事業に合わせて展開していた。事業が終わっても継続され、30年近く経った今でもおなじみのフレーズとBGMが変わらずに受け継がれている。その内容はどれも洗練されており、東海道新幹線のスピード&本数アップと合わせ国鉄民営化の象徴といえよう。

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 その30年近く続く「そうだ 京都、行こう。」のテレビCMが、実は2年以上にわたり放映中止となっていた。2020年からの新型コロナウイルスの影響によるもので、長期にわたりCM放映がない事態は「そうだ 京都、行こう。」史上初の出来事だ。

 だが22年6月25日、2年半ぶりにテレビCMが復活した。

 舞台は京都最古の禅寺として知られる「建仁寺」で、京都を代表する仏閣として知られる。意外なことに「そうだ 京都、行こう。」のテレビCM舞台となったのは、その約30年の歴史で初だ。

photo 京都最古の禅寺として知られる「建仁寺」
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