コロナ禍による国際、国内の旅客数減少が長期化して日本航空(JAL)は苦しい経営が続いている。経営破綻後に当時の稲盛和夫会長(現在は名誉顧問)から経営のやり方を巡って叱責された経験がある菊山英樹専務にインタビューした。
菊山専務は「あの時のことを思い出して、(今回の厳しい状況下でも)希望退職の募集はせずに、従業員の雇用は守り抜きたい。現状では資金繰りは十分に手当てできている」と財務状況に問題がないことを強調する。
日本への入国規制が緩和されるなどして、同社にとってはトンネルの先に光が見え始めた。菊山専務に現状と将来展望について前後編で聞く。
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