「NP1」の実現に不可欠なのが、AIプラットフォームの「Piomatix」だ。これからのパイオニアを支える技術基盤と位置付けられており、今後他の製品にも採用していくという。
「Piomatixは基本的に、クラウドにサービスのアプリケーションや各種の推定エンジンを置いています。推定エンジンはドライバーワークロード推定エンジン、走行推定エンジン、インサイト推定エンジンの3つで、ドライバーがどこに向かおうとしているのか、どういう目的で移動しているのか、どういう行動を取る確率が高いのかということを推定するのに活用しています。ここに運転から得た各種データを加味し、提案するサービスが検討されるようになっています」
このように「Piomatix」を説明するのは、NP事業本部プロジェクト推進グループ 商品サービス企画部商品サービス企画課 課長の橋本岳樹氏。「Piomatix」は学習を重ねて成長すると、ドライバー好みのルートを設定する、よく検索する内容からドライバーに合った情報を提供する、生活圏と生活圏外を識別し生活圏外に行ったときにドライバーが知らないであろうことを教える、といったパーソナライズ化が期待できるという。
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