パイオニアでは普段から、Twitterなどネット上で報告されている「NP1」のエラーを拾っては1つずつ修正。また、営業車を使う社員から得られる「NP1」に関するフィードバックも生かして、日々改善している。社内掲示板にある「NP1」のスレッドには、社員から毎日のように改善の提案が投稿されているという。同社の代表取締役兼社長執行役の矢原史朗氏からの投稿も多いそうだ。
その一方で、機能やサービス向上のために、他社製品との連携や他社とのコラボも進んでいる。5月にはAmazonの音声アシスタント「Alexa」との接続が可能になるなど、今後もさまざまな機能やサービスのアップデートが見込まれている。
「カーライフという大きな視点から見ると、できていないことや満たされていないことが、まだまだあります。クルマに乗っている時間だけではなく、出発前や到着後も含む一連の移動体験をより安心・安全に、より豊かにできると考えています。こうした課題を解決するための一翼を『NP1』で担いたいです」
滝口氏は「NP1」の今後をこのように展望する。ドライバーの声などから見えた新しいアイデアや、構想段階で挙がったものの採用されていないアイデアを実現するなどして、ドライブに欠かせないものへと育てていくという。
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