半夏さんは「多面バーコードによって削減した時間で、従業員がレジ打ち以外の作業に取り組むことができるため、人件費の削減にもつながっている」と話す。従業員からも、「バーコードを探さなくてもいい」「スキャンのスピードが上がる」と好評を得ているそうだ。
「多面バーコードの導入によって削減した時間で、従業員が清掃や品出し、売り場の整理などの別の作業に取り組むことができます。別途人を雇うことなく、全てのオペレーションを回すことができるようになりました」(半夏さん)
現状、多面バーコードは、プライベートブランドを中心に277品で導入している(22年7月末現在)。半夏さんは「今後はナショナルブランド(NB)での導入も目指していく」と話す。
「多面バーコードに対して、デザイン性を懸念する声を多くいただきます。しかし、導入してから3年間でデザイン性についての否定的な意見をいただいたことはございません。多面バーコードを推進する目的を理解していただき、数字上のメリットを伝えることで、各メーカーさんからも支持を得ていきたいです」(半夏さん)
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