鳥取県の住みここちがいい街 3位「境港市」、2位「鳥取市」、1位は?大東建託調べ(1/2 ページ)

» 2022年08月18日 07時00分 公開

 大東建託は、鳥取県の居住者2500人を対象に居住満足度調査を行った。その結果をランキングとして集計したところ、「住みここちランキング」1位は2年連続で「米子市」、2位は昨年4位の「鳥取市」、3位は昨年同様「境港市」だった。

photo 大東建託は、鳥取県の居住者2500人を対象に居住満足度調査を行った(画像はイメージ)
photo 「住みここちランキング」トップ5(出所:プレスリリース、以下同)

1位「米子市」

 1位となった「米子市」は、山陰の中央に位置し、山陰を統括する機関や企業が置かれている。沿岸部にある山陰最大の温泉地「皆生(かいけ)温泉」はトライアスロン発祥の地として知られる。

 自治体担当者は「豊かな自然に囲まれ、新鮮な魚介類や農作物、大山(だいせん)山麓の地下水など充実した食の環境が魅力。自然災害が少なく安心安全に暮らせる街でもある。人口あたりの病院・診療所数は全国平均の1.4倍、医師数が2.2倍と、充実した医療サービスも提供していて、これらの特徴を生かし人々に楽しみや癒しをもたらし健康長寿を重ねながら人生の充実を味わえる」と指摘する。

 市民からは「幹線道路に直ぐ出られるので便利。買い物が近くで済み、安心した治安の中で生活できる」「必要最小限の施設でまかなえて無駄がない。自然が豊かで水や空気が美味しい。スーパーが広く品揃えが豊富で新鮮、しかも安い。人混みでストレスを感じることがなく快適」といった声が寄せられた。

photo 1位となった「米子市」

2位「鳥取市」

 2位は昨年1位だった「鳥取市」がランクインした。鳥取県の東部に位置する県庁所在地であり山陰地方で唯一の特例市。鳥取駅にはJR因美線とJR山陰本線が通る。日本最大の砂丘地の鳥取砂丘や因幡の白兔神話で有名な白兔海岸など、豊かな自然を有している。利便性の高い市街地や子どもと遊べるレジャー施設や公園も豊富で、楽しさと治安の良さを兼ね備えている。

photo 2位は昨年1位だった「鳥取市」

3位「境港市」

 3位は昨年同様「境港市」だった。県北西部にあり、日本の白砂青松・渚100選に選定されている弓ヶ浜半島の先端に位置している。名峰「大山」を背景に風光明媚な白砂青松の海岸線を有する美しい街で、日本海側の重要港湾として栄えた。漫画家の水木しげるの出身地で「水木しげるロード」は観光名所として有名である。

photo 3位は昨年同様「境港市」
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