SBI系のSBIビジネス・ソリューションズは8月19日、クラウド型請求書発行サービス「請求QUICK」と、クラウド型経費精算システム「経費BANK」にて、Peppolに対応したデジタルインボイスへの対応を表明した。具体的な対応時期は改めて公表するとしている。
Peppolとは、請求書などの電子データをネットワークでやりとりするための規格。欧州を中心に、シンガポール、オーストラリアなど30以上の国で導入されている。日本においては、2020年12月に「デジタルインボイス推進協議会(EIPA)」が、デジタルインボイスをPeppolに準拠して策定することを発表し、デジタル庁支援の元、日本版Peppolの使用策定が進められている。
Peppolではデジタルインボイスの送信に関して、電子メールに似た仕組みを取る。発行側はアクセスポイントにデータを送信し、受け手側もアクセスポイント経由でデータを受け取る。請求QUICKと経費BANKでは、アクセスポイントの運営を行うファーストアカウンティング社のアクセスポイントと連携する予定だ。
インボイスネットワークに勝機 Sansanが請求書管理Bill Oneで目指す戦略とは
インボイス制度で個人事業主大打撃? 過半数の企業が取引先に課税事業者化求める
freee、既存の会計ソフトでインボイス対応できる「freee経理」
クラウド型請求書発行サービス「請求QUICK」3月提供開始 中小向け無料利用プランも
直前になって2年間猶予の電子帳簿保存法、企業はどう対応すべきか? 専門家が語るCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング