「新製品の特長や新サービスの内容を発信することで、さまざまなコメントをいただいています。また、自発的につぶやいている方の声から『このポイントが響いていそうだな』『こういうことも求められていそうだな』などと感じることができます」(同社広報担当者)。そのため、同社と関連するつぶやきには積極的に返信しており、冒頭のようなやりとりが生まれたのだ。
SNS上での製品・サービスに対するつぶやきは、製品・サービス作りにも生かされている。SNSの声は、適宜、開発チームに共有。貴重なアドバイスと受け止め参考にすることが増えているそうで、最近では、「象のシンボルマークがかわいい」との声を機に、シンボルマークだけをあしらった「STAN.シリーズ」といった製品を開発した。
「2年越しの神対応」として一躍注目を集めた同社の公式Twitter。今後は、公式アカウントを通して、象印らしさを体現していくことにますます注力していきたいと考えているそうだ。「当社は、『食』と『暮らし』に関わる商品とサービスを扱うメーカーです。日常生活に少しでも役立つような情報発信ができたらと思いますし、普段の言動や会話から、象印らしさを感じてもらえるアカウントにしていきたいと思います」(同社広報担当者)
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