勉強をしている際に、スマートフォンを手に取りたくなることがあるかの問いに、「はい」と答えた人は96.5%に上った。
スマートフォンを勉強中に一度手に取るとどれくらいの時間操作するか尋ねると、最も多かったのは「5〜10分未満」(27.4%)、次いで「1〜5分未満」(21.9%)、「10〜15分未満」(18.4%)と、合わせて67.7%が「1〜15分」と回答。「30分以上」と答えた人も10.1%に上り、スマートフォンの存在が勉強時間に影響を与えていることが分かった。
勉強に集中することを妨げる要因となっているものを聞いた。1位は「SNS」(68.9%)、2位は「動画サイト・アプリ(YouTube・TVer等)」(57.0%)、3位は「友人・知人からの連絡」(39.3%)など、スマホで見るコンテンツが上位に入った。また、「推し活」(21.8%)、「恋人(好きな人)からの連絡」(16.2%)など、高校生ならではの項目も多かった。
都道府県別でみると、アイドルやアーティスト、アニメキャラクターなど自分の好きな対象を応援する「推し活」は「山形」「新潟」で43.3%と同率1位となった。また「恋人(好きな人)からの連絡」は、「栃木」「大分」が26.7%で同率1位だった。
今回の調査は、全国の高校生を対象に6月30日〜7月4日にインターネットで行った。有効回答数は1410人。
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