消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アサヒ飲料は、全国の高校生1400人を対象に「夏休みの宿題に関する全国調査」を実施した。宿題の取り組み方について聞いたところ、最も多かったのは、夏休み後半まで手を付けず、終了際に一斉に終わらせる「ギリギリ派」が45.5%だった。
次いで、余裕をもって早めに宿題を終わらせる「ソッコー派」が27.3%、3位は僅差で計画的に終わらせる「コツコツ派」が27.2%だった。
都道府県別で見ると、ギリギリ派は「静岡」と「秋田」が63.3%と同率で1位だった。ソッコー派の1位は「和歌山」(50.0%)で、約半数の高校生が余裕を持って早めに終わらせると答えた。コツコツ派の1位は「福島」(46.7%)だった。
勉強で集中力が続く時間について尋ねた。全国平均は63分13秒と、約1時間は集中力が保てることが分かった。都道府県別では、最も長く集中力が続くのは「栃木」で89分18秒と平均の約1.5倍にもなった。ついで「滋賀」の84分36秒、「北海道」の83分16秒、「和歌山」の79分36秒、「岐阜」の76分19秒であった。
夏休みの宿題の量についてどう感じるか聞いたところ、74.3%が「多い」と回答。多くの国で夏休みの宿題がない中、日本は多くの高校生から多いと思われていることが分かった。
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