夏休みの宿題いつ終える? 「ギリギリ派」トップは静岡・秋田 「ソッコー派」1位の県は?集中力トップは「栃木」(1/2 ページ)

» 2022年08月28日 09時30分 公開

仕事に役立つ調査データ:

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 アサヒ飲料は、全国の高校生1400人を対象に「夏休みの宿題に関する全国調査」を実施した。宿題の取り組み方について聞いたところ、最も多かったのは、夏休み後半まで手を付けず、終了際に一斉に終わらせる「ギリギリ派」が45.5%だった。

photo アサヒ飲料は、全国の高校生に「今ドキ高校生の夏休みの宿題に関する全国調査」を実施した(画像はイメージ)

 次いで、余裕をもって早めに宿題を終わらせる「ソッコー派」が27.3%、3位は僅差で計画的に終わらせる「コツコツ派」が27.2%だった。

photo 夏休みの宿題にどのように取り組んでいるか(出所:プレスリリース、以下同)

都道府県別で見ると?

 都道府県別で見ると、ギリギリ派は「静岡」と「秋田」が63.3%と同率で1位だった。ソッコー派の1位は「和歌山」(50.0%)で、約半数の高校生が余裕を持って早めに終わらせると答えた。コツコツ派の1位は「福島」(46.7%)だった。

photo (都道府県別)夏休みの宿題にどのように取り組んでいるか

勉強で集中力が続く時間はどのくらい?

 勉強で集中力が続く時間について尋ねた。全国平均は63分13秒と、約1時間は集中力が保てることが分かった。都道府県別では、最も長く集中力が続くのは「栃木」で89分18秒と平均の約1.5倍にもなった。ついで「滋賀」の84分36秒、「北海道」の83分16秒、「和歌山」の79分36秒、「岐阜」の76分19秒であった。

photo 勉強で集中力が続く時間は?

夏休みの宿題の量についてどう感じる?

 夏休みの宿題の量についてどう感じるか聞いたところ、74.3%が「多い」と回答。多くの国で夏休みの宿題がない中、日本は多くの高校生から多いと思われていることが分かった。

photo 夏休みの宿題の量についてどのように感じますか?
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