その他、コロナ禍での衛生意識の高まりを受けて弁当箱や哺乳瓶の除菌を可能にした「食器清潔コース」も新搭載。スチームとヒーターを活用して手で触れる温度に仕上げるため、除菌後にすぐ使えることがポイントだという。
弁当箱や哺乳瓶の除菌ができる「食器清潔コース」(商品説明会で記者撮影)
06年に誕生したビストロ。それまであたためるだけの電子レンジを調理器へと進化させ、累計販売台数は22年3月末で300万台を突破した。最近では、同社が提供するアプリ「kitchen Pocket」と連携してレシピ検索や日々の献立へのアイデアを発信するなど、IoT家電としての一面も強化しているという。
ビストロ専用のレシピブック(商品説明会で記者撮影)
コロナ禍でも販売台数は順調に推移しているというが、価格は安いもので約9万円、高いものでは約16万円と、気軽な買い物ではないのも確かだ。その価格に見合った機能を追求する一方で、同社広報担当者は、「ビストロの始まりは電子レンジです。外食気分に浸れる“ごちそう”はもちろん、毎日の食事の手間を減らし手助けする存在として日常使いしていただければと思います」と話す。
毎日の食事作りを助ける存在へ(商品説明会で記者撮影)
「家庭になくてはならないスタンダードな調理器」を目指して進化を続けてきたビストロ。ウィズ・コロナの新しい食卓に向けた新型機種の機能は、消費者の心を射止められるか。
「家庭になくてはならないスタンダードな調理器」を目指すビストロ(商品説明会で記者撮影)
たいめしなどご飯ものは、生米から調理可能(商品説明会で記者撮影)
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「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。
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食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。
- 食洗機を阻む30センチの壁 「一家に一台」になれるのか、メーカーの苦悩
令和の現代人に欠かせない「新・三種の神器」は、「ドラム式洗濯機」「ロボット掃除機」「食洗機」だといわれている。スリーエムの調査によると、新・三種の神器のうち、いちばん多くの人が所有している家電は食洗機(36%)だった。しかし詳細を見ると、新築や持ち家のなどビルトイン型が大多数を占め、賃貸住宅では、普及しているとは言い難い。食洗機を賃貸住宅にも普及させようと、家電メーカー各社が知恵を絞っている。
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夏の猛暑は深刻だ。熱中症警戒アラートも毎日のように発令されており、日々の暑さ対策もはや必須となってきた。暑さ対策といえば、定番の扇子や日傘から最近では手持ち扇風機もよく目にするようになってきたが、ここ最近じわじわと人気が拡大している商品がある。家電メーカーのサンコーが手掛ける「ネッククーラー」だ。
- 完売続出のチューナーレステレビ 地上波が映らなくても大丈夫なワケ
地上波が映らないテレビが売れている。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2021年12月に発売した「ネット動画専用スマートTV」は、累計で1万3000台以上を販売。6月13日から先行予約販売したエディオンのオリジナルチューナーレステレビは、先行予約販売開始当日中に、50台全て予約され完売となっている。“テレビ離れ”が叫ばれているなか、なぜこれほど地上波が映らないテレビが売れているのだろうか。
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